令和5年12月9日

三重政治大学院は衆議院議員の杉田水脈先生に講演していただきました。

今回は日本を取り巻く現状や国際連合に関してのお話をしていただきました。

日本では誰もが知っている国際連合。しかし具体的に何をしているは世間に認知されていないと思います。それを今回の講演で詳しく教えていただきました。

国際連合の仕組みを知ることで、日本と近隣諸国の関係がうまくいかない理由もわかるようになりました。

また、個人的に印象的だったのは国際連合に各国政府があまり干渉できないことです。

政府は国際連合に対する質問に対して答えるという形でしか干渉することができないようなのです。政府の国連分担金によって運営されている国際連合に実質的なスポンサーである政府が干渉できないのは意外でした。

そして、国際連合で話題に上がっている日本の人権問題についてのお話もいただきました。どうやら国際連合では日本はアイヌ民族や琉球民族、在日外国人などに対する差別があるというスピーチが定期的に行われているようです。もちろんそのような事実はないですし、日本政府もそのような回答をしているのですが、スピーチは昔からなくならないそうです。

昔なら、日本はそんなことしていないのだから勝手に言わしておけばいい。となりますが今は違います。今は情報を使った印象操作による影響力は強大です。いざ有事となったとき、このような印象操作が行われてしまうと日本は効果的に国を守ることができないかもしれない先生はおっしゃられていました。そのようなことにならないためにも国民一人一人が情報リテラシーを持つことが大事だと思いました。

この他にも、日韓外での慰安婦問題の問題などについて解説していただきました。私たち学生部の質問に対しても丁寧に分かりやすく説明していただきありがとうございました。

最後になりますが、杉田先生お忙しい中三重に足を運び講演をしてくださりありがとうございました。