青年部長の龍神です。本県は今年、中央常任委員(東海ブロック代表)を拝命しています。
阪神・淡路大震災から29年となる1月17日に合わせて開催された「TEAM-11」に出席しました。
東日本大震災被災地の復興を後押しするために始まったTEAM-11(チーム・イレブン)。党本部青年局長をはじめとする青年局所属の国会議員と全国11ブロックの代表が災害のあった地域で、被災現場を見て、皆様からお話を聞き、政策に活かしています。
神戸市にある「人と防災未来センター」では、研究員の方にお話を伺った後、被害状況や復興にいたる道のりを、体験施設での映像資料、また、数々の震災の資料を通して、学びました。
現在では普及しているスマートフォンなどがなかった時代ですので、集められた当時の生々しい映像、証言はみな言葉を失うほど。
その後、兵庫県連青年局の皆様とともに久元神戸市長を訪ね、防災・減災に向けた町づくり等の取り組みについても意見交換。当時の被害状況の説明を受け、復興に向けた都市計画とその実施、災害に強い下水道ネットワークの構築や、いま進んでいる新長田のスタートアップ促進についてもお話を伺いました。また、1月1日に発生した能登半島地震の支援に関しても言及がありました。
「1.17のつどい」は、メディアを通して見たことは何回もあったものの、参加するのははじめて。能登半島地震の被災者に思いを馳せた「ともに」の文字に形どられた灯ろうや、竹灯りを前に、黙祷を捧げました。涙ながらに話された遺族代表の方の経験に胸が締めつけられました。厳かな雰囲気のなかに、震災を忘れず、教訓を次代につなぐ思いを新たにして、当日の追悼行事に出席しました。
また、上記にもある都市計画、土地区画整理事業に、まさに地元住民として携わった方と実際に地域を歩いて、まちがどのように変わり、その経緯でどのような苦労があったか、行政との折衝、地域の方々との調整などを事細かに伺いました。
なお、1月17日の朝に、能登半島地震の被災者支援の募金活動を三宮駅周辺で行いました。ご協力をいただいた皆様、本当にありがとうございました。