自由民主党 三重県支部連合会

2026年08月29日

第9期 三重政治大学院 第1回 衆議院議員 斎藤 健 先生

令和8年8月29日
第9期 三重政治大学院 第1回が開催されました。
<講演:政治家の為の戦前史>と題して斎藤健先生にご講義頂きました。

戦後を生きる私たちにとっては、第二次大戦を基準として、「戦前/戦後」という視点で振り返ることが多いですが、戦前とされる時代も、それぞれで大きく異なることが分かりました。日露戦争と第二次大戦の対比においては、明治の教育を受けた人々が指導層に存在していたため、日露戦争は勝利することができた点を、斎藤先生はおっしゃっていましたが。私自身も歴史の書籍において、大山巌氏のように西南戦争を経験した世代が、日露戦争を指揮していたため、勝利をすることができたが、日清・日露戦争の反省を活かすことができず、第二次大戦では敗北してしまったというという記述を目にしたことがあったため、斎藤先生のおっしゃっていることには、深く共感しました。

このことからは、将来のためには、歴史を学ぶ必要があると考えます。
ただ、歴史の事実や栄光を学ぶのではなく、歴史の反省、負の部分がより重要なのではないかと思います。
ジェネラリストの重要性については、大学において専門分野を学ぶ身としては、自身の得意分野のみを学ぶ姿勢に危機感を抱きました。

どの分野においても、その分野のみで成り立つことはなく、文理や分野を越えたつながりがあります。
特定分野を極めるためにも、他の分野も横断的に学んでいきたいです。
その点を踏まえると、大学において多くの場合1年次に開講される「教養教育」というものの存在が理解できます。

また、人間は事実に騙されると先生がおっしゃっていた点にも共感しました。巧妙な嘘に騙されてしまうことも、私個人的にはあるかもしれないと思いますが、そのような嘘よりも一部が隠された事実や特定の部分のみが強調された事実の方が危険であると感じます。この点は、マスメディアやSNSに多く見られます。例えば、ある集団に属する人が犯罪行為をしてしまったという事実が、「ある集団」を強調されると、受け取り手には、あたかも、その「ある集団」に属する人々が犯罪をする危険な人々のように感じられてしまいます。この点は、情報の受け取り手の問題でもありますが、目にする情報については気を付けていきます。

また、この点の見方を変えると、三重県連の学生部に所属し、自民党党員である私が、世間的に非難されることをしてしまった場合には、自民党の名前を傷つけてしまうので、より一層身を引き締めていきたいです。

最後になりますが、世間一般的には、批判の対象となることが多い政治家の先生方ですが、私のような一大学生とは到底比較できないほど、教養が深く、知識の量は圧倒的であると思いました。
政治家という職業について、これまでとは異なる視点から考える良い機会になりました。