自由民主党 三重県支部連合会

2024年06月02日

三重県連 憲法改正実現大会

英和6年6月2日

ホテルグリーンパーク津にて、自由民主党三重県連主催・憲法改正実現大会を開催いたしました。

本日は山下貴司元法務大臣、現憲法改正推進本部事務局長が来てくださり、憲法改正についての講義をしてくださりました。

正直最初は元法務大臣であるから、厳格で気難しい方なのかと思っておりましたが、とてもユーモアな方で少し冗談も交えながら、憲法改正の重要性について噛み砕いて説明してくだいました。

憲法で変えたい部分は主に4つ

1 自衛隊の立場を明らかにすること

2 緊急事態対応について

3 合区の解消を行い、地域の代表を国会にいる状態にする

4 教育の充実について

でした。

私は特に自衛隊の明記と緊急事態の対応についての2つの話が印象に残っています。

 

まず、自衛隊の明記について。台湾有事を例に挙げて話をされていました。

そもそも台湾有事がなぜ起こると日本にとって問題なのか。台湾が中国のものに完全になってしまった場合、中国の軍事拠点が太平洋に直でいける場所に置かれてしまい、日本だけでなく、様々な国が危機に瀕してしまうためです。台湾は南シナ海のキャップの役割をしており、それのおかげで、中国は南シナ海に軍事拠点を置くしかない状況です。しかしそのキャップの役割をしている台湾がなくなってしまったとしたら、我々日本の平和は脅かされてしますのです。そういったためにも、自衛隊の明記は重要なのです!

 

次に、緊急事態の対応について。

最近であればコロナウイルスなど未曾有の大混乱が次々起こっており、首都直下型地震や南海トラフなどこれから、様々災害が危惧されている。そういった中で現在の憲法ではそういった事態の時に国会が機能しない可能性がある。そのための緊急事態条項の明記が必要である。私自身なんとなく緊急事態条項の必要性は知っていたものの、ないとどれだけ不便であるかを説明することはできませんでした。しかし今回の講演を通して、これからの災害に備えた、国会の機能を可能な限り維持するための緊急事態に備えた、憲法の改正についてとてもわかりやすく説明してくださいました。

私も、友人などに憲法改正をする意義など話す機会があれば教えようと思いました。

 

山下先生お忙しい中遠路はるばる三重に来てくださり、ありがとうございました