自由民主党 三重県支部連合会

2023年05月31日

青年局 T&L 勉強会

令和5年5月31日

『ひとりをみんなで支える。』という言葉は素晴らしい言葉だと思います。ですが、実際にこれを形にし、実践していくことは、容易なことではありません。

しかし、この度、自由民主党三重県連青年部青年局の勉強会「ティーチ&ラーニング」にてこの『ひとりをみんなで支える。』を理念に活動している日本財団職親プロジェクトについて学ぶ機会をいただきました。

日本財団職親プロジェクトとは、官民が連携し、刑務所や少年院内にて教育や職業訓練等の提供および出所・出院後の就労・教育の提供を通じて、安全安心な国づくり、少年院出所者や刑務所出所者が再チャレンジできる社会づくりを目的に、少年院在院者、刑務所受刑者の円滑な社会復帰を応援し、再犯防止を目指す活動です。

この活動の説明をしていただいたのも、実際に少年院出所者や刑務所出所者を従業員として受け入れ、自立更生を「職」の「親」となって支えている雇用主の方々です。特に印象に残ったのは、社内では雇用した方が出所者であることを隠さないし、外部に対しても出所者を雇用していることを公開するということでした。

それぞれの後ろめたい気持ちを無くし、お互いが健全な関係性を築いていくために、容易でないことに挑戦している。そんな印象を受けますが、だからこそこの『ひとりをみんなで支える。』を体現する活動に私達も何かしら力になれないだろうか、と考えさせられる内容でした。