我々学生部は、令和4年9月15日、16日に熊野研修に行ってまいりました。
熊野といえば神社と自然ということで、メインイベントは神社巡り、バーベキュー、筏下りの三つになります。
最初に向かったのは、花の窟神社。日本最古の神社で、御神体は大きな一枚岩なんだそう。何も知らなければただの山に見えるけれど、鳥居をくぐった瞬間に神聖な雰囲気を全身に感じられる、不思議な場所でした。各々御朱印をもらったり、おみくじを引いたり、お守りを購入したりして、パワーを授かっておりました。
お次はお昼ごはん!!!実は、花の窟神社に着いたときからみんなペコペコでした笑。美味しそうなご飯に、皆満面の笑みです。
三重南部は海鮮物が美味しいと聞いていましたが、これほどまでとは思いませんでした。
焼き魚はぷりぷりジューシーで、噛めば噛むほど旨味が溶け出してきます。特に美味しかったのは、器の左奥にある中トロです。
食べてみると、口の中で身がほぐれ、脂の旨さがダイレクトに来ました。どれも美味しいので、ご飯の配分に困りました。皆大満足です。ごちそうさまでした。
その後、熊野大橋を通って和歌山入りし、
熊野速玉大社に到着しました。社の中では、神主さんがお祓いの祝詞を唱えていました。
顧問曰く、「神社に来てお祓いの祝詞に出くわすのは縁起が良い」のだそうです。
建物は全体的に赤と白を基調としており迫力があり、荘厳な雰囲気を感じました。
私は、白のお守りを購入しました。存在感と重厚感があり、気に入っております。
続いては、熊野本宮大社です。とにかく階段が長かったです。石階段でデコボコしており、更に湿っていたため、慎重に歩いていたら、足がプルプルしてしまいました。
左奥のパーカーの彼(初chan)は、御朱印を受け取り損ねてこの長い階段を2往復しておりました。
↓みんなが降りてきている中、一人階段を登っている図笑
ラスト神社です。熊野那智大社に行ってきました。
階段の長さは熊野本宮大社の3倍程あり、更に雨が降っていたことから、私の足は限界を超えておりました。みんなも、車の4時間を越える移動に加えこの長さの階段は、流石に堪えている様子でした。
しかし、上に登ったら疲れも吹っ飛びました。格好良すぎる!!!
雨が雰囲気づくりにいい仕事をしてくれたと思います。橙の明かりが地面に反射して、幻想的でした。
そしてこちらが、かの有名な那智大滝です。立っている場所にまで流れる音が聞こえてきました。
ちなみに、当初社殿は滝本の飛瀧神社というところにありましたが、仁徳天皇5年(317年)に現在地に移されたそうです。下図がその位置関係です。
メインイベント1.神社巡り〈完〉
続いては夜の部。バーベキューでございます。どれもこれもうまいのなんの!!!!
全て、顧問の手つくり・手仕込みです!!
スペアリブリも焼き鳥もねぎまもパエリアもやきうどんも美味しかったですが、一番はきのこのホイル焼きです。
きのこの旨味が限界まで凝縮されていて、それだけでご飯がいけちゃうくらいの爆発力を持っていました。1ケースあったビールとライフガードもその日のうちになくなってしまいました。ああ美味かった。
↑宴の様子
BBQのあとには、我が学生部恒例となっている気配切りも待ち受けています。
目隠しをして、音と剣先の感触を頼りに敵を先に斬った方の勝ちです。
みんな眠くてお酒に酔っている人も多数いるので、あまり一方的な展開にはなりません笑。これも大変盛り上がりました。
そのあとはトランプやカードゲームををして遊んだり、宗教信仰や政治について真面目に議論を交わしたりしました。大変有意義で楽しい夜でした。
メインイベント2.BBQ〈完〉
翌日は北山村にて筏下り体験をしました。
筏というと、無人島で作るようなものを想像していたので、実は私は大層不安だったのですが、乗ってみるとスリルがありながらもしっかりと安全は確保されていて、安心して乗ることができました。
水深は25m以上あるところもあるそうです。
25mプールの端から端までの長さ分の深さがあると考えると、少し怖いですね。左右に見える自然がとにかく大迫力で、山々を独り占めしているような気分に浸れたのが最高でした。
筏下りの経路には8つの急流がありますが、それぞれ小さい滝のようになっていて、腰辺りまで水がかかります。日が照っていて暑かったので、ちょうど良かったです。笑
それから、体験する際は、ペットボトルの水とサンダルが必須です。これはまじです。
台風が接近している中、天気に恵まれて良かったです。
その後、併設されている温泉で汗を流しました。露天風呂もあり、景色が良かったです!!
メインイベント3.筏下り〈完〉
総括
2日間、朝から晩まで様々なところを動き回りました。美味しいご飯を食べ、山の中にある大きな神社に参拝し、筏下りでは大自然を一望することができました。これらの活動を通じ、熊野全体が神聖な土地であると感じ、神の住む土地とはこのような場所であるのかと、身をもって知ることができました。
最後に、一日目昼の「うかい」のご飯代を出してくださった谷川県議、本当にありがとうございました。