令和5年6月10日。三重県連 青年局・青年部・学生部は合同で北朝鮮拉致問題解決、全国一斉街宣行動を行いました。
三重県では津、鈴鹿、伊賀の3箇所を周り、それぞれの場所で訴えさせて頂きました。
学生部員も6人全員がマイクを握り、お話させて頂きました。
1.街宣の感想
私(八木丸)は津駅前で街宣をしました。
(八木丸)
緊張からか、途中で台本が飛んでしまい、足が震え、言葉が詰まってしまいました。自分はこんなに街宣が下手だったのかと痛感しました。
一方で議員さん達の演説は、スラスラと、抑揚を付けて、温かみのある声で話をしていました。このような事を思う立場でも無いかもしれませんが、「悔しいな」と感じました。
(齋藤部長)
特に印象に残っているのは、川崎ひでと代議士の演説です。「電車で隣に座っている人が拉致被害者家族かもしれません」という言葉は、今なお続く問題の根深さを示しており、ハッとさせられます。
(川崎代議士)
今回の演説を通して、学生に共通して聞かれた感想は、「緊張で自分の思ってることを全部伝えられなかった」
「今回の街宣が拉致被害について詳しく知る初めての機会だった」の2つでした。
というのも、長い間解決に向けた進展がなく、ニュースでもほとんど報道されない。更に、小泉首相の日朝首脳会談から既に20年以上が経過しており、詳しく知る機会も、問題意識を持つこともなかったからです。
(太陽部長代理)
今回、各々が自分で調べて、初めて問題の深刻さを認識し、絶対に風化させてはならないという思いを持ったのです。
また、自分たち含めて若者が拉致被害問題について殆ど知らないということについて、「この問題が学校で触れられることはほとんどなく、ニュース等で流れることもない。
だから、問題意識を持ちにくい環境になっているのではないか」という意見も出ました。今後私たちよりも下の世代に継承していく上で、大きな課題になると考えられます。
2.北朝鮮に対する思い
北朝鮮は、少なくとも19人、最大で800人以上を拉致しています。そのうち、帰ってきたのはたった5人です。しかし、現在ではほとんど報道されることも、学校教育の場で触れられることもありません。このままでは、日本人は拉致問題を過去の事として忘れ去ってしまう可能性もあります。しかし、この問題は未だ解決していません。
再び拉致被害が起こらないとも限らないのです。この問題は遠い過去のものではなく、今を生きる私達、そして未来の子どもたちが安心して日本で暮らすために重要な問題です。だからこそ、私達は私達自身の問題として、拉致被害問題について知り、声を上げる必要があります。
学生部の挑戦
学生部の演説は拙いです。原稿を見たり、喋り方がナヨナヨしてたり、言葉に詰まったり、そもそも内容が意味不明だったり。
私達自身、反省すべき点は数多くあると考えています。しかし、学生部の意義は演説をするということそれ自体にあるのではないかと思います。
若者からしたら、自分たちと大差ない年代の人達が、マイクを持ち、拉致被害問題というよく知らない問題について、それぞれの思いを胸に考えを語っているわけです。
これを見た若者は、大いに焦るのではないでしょうか。「もしかして、この問題を知らないのは私だけなのかな」、「私って遅れてるのかな」と、こう思うはずです。そして、問題に関心を持ち、調べ、自分の意見を持ってくれます。
これは非常に重要なことです。なぜなら、自分の意見を持っていなければ、声を上げることもできないからです。
今の学生部の目標は、議員さんたちのようなマイクパフォーマンスで、聞く人全員を頷かせることです。若者だけでなく、あらゆる人の心に響くような演説をできるようになりたいです。
学生部はいつでも街宣駆けつけます!!!!!
いつでもお呼びください。
最後に、ドーナツの差し入れを下さった石垣局長、ありがとうございました。みんなで美味しくいただきました。