12月11日、第5回三重政治大学院が開催されました。今回も入口で検温・消毒を行い、感染拡大防止に留意しつつ開催され、学生部も参加させていただきました。
今回は講師に 作家・評論家 石平 先生 をお迎えして、「新しい冷戦の展開と日本のチャンスと危機」というテーマでご講演いただきました。
主に安全保障・人権問題の2点から「対中国」の新しい冷戦が既に始まっているのだということを、様々な視点からわかりやすくお教えいただきました。
なかでも私が1番心に残ったのは、日本、アメリカ、オーストラリア、インドによるクアッドの構想が、第1次安倍政権時に提唱されたものだったということです。当時の安倍首相が10年以上も前からこの連携が必要であると見抜いていたことに非常に驚きました。
今まさに新しい冷戦下にある中で、刻一刻と迫る「台湾有事」にどのように備えれば良いのか、私たち国民一人一人がしっかりと自分のこととして考えていかなければならないと感じました。
石平先生はユーモア溢れる優しいお人柄で、私たち学生にもわかりやすく興味深いお話を拝聴でき、とても良い経験をさせていただきました。
今回もこのように大変貴重な勉強の機会を与えて頂き、感謝申し上げます。
石平先生、ならびにご参加くださった皆様、ありがとうございました。